母の心音(こころね)
「孫と遊んでたかったけど、後ろ髪を惹かれるような思いで行ったんや。老人クラブができてな、老人だけで墓へ昇る路造りをしたんや。小高いところに在ってな、仕方なく出たんや、皆と会うのは久しぶりでな。そりゃ、年配者も居たけどな、随分歳を感じたんや。顔は皺だらけやし、腰も曲がっておるし、自分もその中の一人やと思ってな、そりゃ哀れに思ったんや」
老人の
クラブ作業で道造り
哀れに見ゆる老いし我が身が
老人の
クラブ作業で道造り
哀れに見ゆる老いし我が身が