母の心音(こころね)
「長男一家が帰った後の八月十四日やった。今度は長女一家が来てくれてな、また賑やかになったわ。そしてな、着くが早いか孫二人な、滝が見える川沿いの雑木林に、カブトムシを捕りに駆け出していったんや。まあ、その時の二人の姿ったらもう、後を追ったけど付いて行けなかったわ。そしてな、孫と一緒にカブトムシを捕ったんや。そりゃもう、楽しいったら、この上ない楽しい時やった」
夏休み
虫に思いを走らせて
はしゃぎ来たりし祖母の待つ里
夏休み
虫に思いを走らせて
はしゃぎ来たりし祖母の待つ里