母の心音(こころね)
「八月も過ぎて、今日は九月六日や。東京の次男から手紙で家を買うって言うて来たんや。
前から話しをして居ったんや。家賃はどぶに捨てるようなものや、財産として残らないってな。母も応援するって言うたんや。次男も決心したんや。そろそろ手紙が来ると思うんやけど、今日も来なかった。どうしたんやろ、何かあったんやろか。そりゃ、心配でな、どうしたんやろな」
我が子より
来るべき筈の便りさえ
途絶えて今日も待ちわびる日々
前から話しをして居ったんや。家賃はどぶに捨てるようなものや、財産として残らないってな。母も応援するって言うたんや。次男も決心したんや。そろそろ手紙が来ると思うんやけど、今日も来なかった。どうしたんやろ、何かあったんやろか。そりゃ、心配でな、どうしたんやろな」
我が子より
来るべき筈の便りさえ
途絶えて今日も待ちわびる日々