母の心音(こころね)
「十一月十七日、私の兄嫁が病院に入院したんや。姉と二人で見舞いに行ったんや。兄弟が会うのはそりゃ久しぶりでな。小さい頃から二人は仲ようてな、何十年も昔のことで、話に花が咲いたんや。そりゃもう、昔に返ったようで、楽しかったわ。そしてな、年老いた今の姿を思いながら、互いの苦労話しをしてな、心の内を話し合ったんや。あんたも苦労しとるんやなって、互いの身を案じあってな。兄弟って、久しぶりに会ってもええもんや」
姉妹
幾年せ月を隔てれど
身を案じあうことは同じく
姉妹
幾年せ月を隔てれど
身を案じあうことは同じく