母の心音(こころね)
「十二月十四日で、よう晴れた日やった。国(くに)やん宅の年忌でな。二本松から高野までの大勢の人が集まってな。久しぶりやったけど、皆知り合いや。昼食を済ませて、思い思いに話したんや。嫁のことやら姑のことやら、孫のことやら、皆それぞれの事情を抱えた中で暮らして居るんやってその時に思ったんや。自分一人やないってな、そう思ったんや」
久々に
集いて聞ゆ村人の
話は我と同じ思いを
久々に
集いて聞ゆ村人の
話は我と同じ思いを