母の心音(こころね)
「二月十四日、長男が風邪で学校を休んで居ると聞いたんや。そしてな、花屋の車で連れてってもろたんや。着いたのは朝の八時半ごろやった。色々なことを話してな、話が終わったら三時ごろやった。長男とじっくりと話ができたんや。嫌われとると思とったやんけど、自分の思い過ごしやったんや。長男は長男で、いろいろ考えてくれてるってな、解ったんや。長男の言葉を聞いて、親子の縁の深さを感じたんや。そのときにな、本当に幸せを感じたんや」



長男と
別れて住めど逢し日の
我が幸せを秘めて家路に

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