残されたラブレター
「ゆりー!
 好きな人誰?」
と聞くと、顔を赤くして
そしてほほ笑む
「秘密です」


その頃は、何も知らなかった。
ただ、その日は近づいていく事は
今になって知ったんだ。

「そらぁぁぁ!
 やっと、委員会おわったぁ!
 いいよなぁ♪
 生徒会は今日ないねやろ!?」
りんが帰ってきた。
「うん♪」
にっこり微笑んで、返事をする。
「はぁぁ
 いいよなぁ!
 そらは、生徒会長で頭はよくて
 運動できて、キャプテンで!」
 
「そんなことないよぉ!」

「そら今日外練やから、
 サッカー部見れんのちゃう?」
そうなんでサッカー部が見たいかというと、
好きな人の崎元 心がいるから。
「よかったなぁぁ!」
そして、りんは嬉しそうにあたしの背中を
叩く。
次の日には、なにもかもが
真白になってることなんてしらずに・・・





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