ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love


「この嫌らしい者たちは… ほんとうは年老いた女達だ。

お前たちとは、神々の誰一人とて、又人間とてもだ。


それに野獣でさえ、お前たちとは交わることがないのだ。


お前たちはまた、悪のためだけに生まれ…


忌まわしい闇に棲み、地の底のタルタロスの無間地獄にいることを定めとし…



人間界からも、オリュンポスの神々からも、



疎んじられ憎しみを受けるのだ………」



-さっそくにも、私たちを侮辱せしめた、



この屈辱なる言葉は、聞き流すことはできぬ!



今こそ、私たちのけじめをつける時が来た。



どんでん返しとしてやろうぞ〃
この裁きの始末は………



そなたの親たちも、子供にも妻とても深傷を負うことになろう…〃-



「そなたたちに、裁かれる理由はどこにあるというのだ。



あれば、言いわけするがよい〃」



-かって、わが母が義理の子オレステスに殺された時のこと…



裁判の過程で、被告のオレステスの弁護人にアポロンの神がついていた。



そして、議長はアテナの女神であったのだが…



オレステスの母親殺しの罪よりも、わが母の夫殺しの罪を問われるはめになり、


義理の母に殺された、父の仇を討ったということで、 決着がついてしまった。



結果、被告のオレステスは無罪となり、放免されてしまったのだ。



「そんなに、昔のことを持ち出してどうしようというのだ。


あきれた魔物たちだ…


あれから、いったいどれほどの時間が過ぎているのか、知らないようだな」



いくら結城が言ったところで、耳をかす気配も無い。

『やはり、このまま闘うしかないのか…
気の重い、戦いだ』
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