心ノ囁キ ーサヨナラのオトー
お昼を食べ終え、満腹感でいっぱいになった貴唯と乃栄と朔哉。
窓から入ってくるそよ風が
頬を通り過ぎ、余計に眠気が襲ってくる。
それもまた、気持ちいいものだ。
ふと貴唯は、ずっと家に居るのもつまらないだろうから…と
あることを提案した。
「この後は外へ出掛けたら?」
「「え?」」
二人は同時に貴唯を見た。
「朔哉くんなら、あの場所に連れて行ってもいいんじゃない?」
「…ああ!!」
眠そうに目をこすっている朔哉に体を向け、首を傾げて聞いた。
「外行く?」
「…別にいいけど?」
「決定ー♪」
決まった途端に立ち上がり、朔哉の手をひいて、早速準備。
「そんじゃ貴唯ちゃん、行ってきまーす。」
「おじゃましました…。」
「また、いつでもおいで?」
アパートを出ると、早足にその場所へ向かった。
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