【完】キス、kiss…キス!
困惑している私に、それでも淡々と話す秋斗は、なんだか知ってるクソ野郎とは全然違って大人の男。
「俺と相手の奴は、親同士が勝手に決めた相手だ。親同士が幼なじみかなんか知らないけど、迷惑な話だろ?結婚進めることが正式に決まったのは、俺がお前に別れを告げた日の三日前だったかな」
私がただただ純粋に秋斗を好きだった裏で、秋斗がそんな風になってるなんて、全然知らなかった。
秋斗は当時から、悩んだり苦しんだりするところを私に見せたことはないし、自由な奴だと思ってたけど、実は、両親との関係で雁字搦めになっていたなんて。
驚く私を置いてけぼりにするように、秋斗はそのままのトーンで話を進める。
「どうせ別れるなら、姫子には目一杯幸せになってもらわねぇと気分良くねぇし、ホントのことは言わなかったんだよ。ところがどっこい、久しぶりに会ったお前は、高校生と付き合ってた。そりゃ、俺としては納得いかないだろ?だから、子犬がどんな奴なのか、知りたくなった」
言った後、秋斗は無表情で残りの麦茶を飲み干す。
「俺と相手の奴は、親同士が勝手に決めた相手だ。親同士が幼なじみかなんか知らないけど、迷惑な話だろ?結婚進めることが正式に決まったのは、俺がお前に別れを告げた日の三日前だったかな」
私がただただ純粋に秋斗を好きだった裏で、秋斗がそんな風になってるなんて、全然知らなかった。
秋斗は当時から、悩んだり苦しんだりするところを私に見せたことはないし、自由な奴だと思ってたけど、実は、両親との関係で雁字搦めになっていたなんて。
驚く私を置いてけぼりにするように、秋斗はそのままのトーンで話を進める。
「どうせ別れるなら、姫子には目一杯幸せになってもらわねぇと気分良くねぇし、ホントのことは言わなかったんだよ。ところがどっこい、久しぶりに会ったお前は、高校生と付き合ってた。そりゃ、俺としては納得いかないだろ?だから、子犬がどんな奴なのか、知りたくなった」
言った後、秋斗は無表情で残りの麦茶を飲み干す。