★秘密のイケメン執事さま。★
私が呆然と料理を見つめていると、


ウェイターはワゴンをとめ、深く一礼した。

「この度は、当ホテルにご宿泊していただきありがとうございます。シュペー…」


タロちゃんは、言葉を遮るように大きく咳払いし、ウェイターに耳打ちしている。

「え?シュ?なんだって?」


「よ、ようこそいらっしゃいました。太郎様」



・・・・。



一体なんなの・・・。









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