★秘密のイケメン執事さま。★
セッティングが終わり、ウェイターが去った後、私とタロちゃんはテーブルで向かい合って座った。

「すごいねー、なんかどれから食べていいのやら」

というか、私、こんな料理見たことないんですけど。



これって、何に使うの?

ここにかけるの?それとも・・・。


あぁ、もうダメ。

混乱。



そんな私を見兼ねたのか、タロちゃんは、そっと席を立って私の隣に来た。

「ど、どうしたの?」



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