!
体を横にしたい。伸びがしたい。もう姿勢を変えられないという現実。駄目と言われるとしたくなるのだ。姿勢を変えたい。
今伸びをしたら、いい感じに骨がポキポキ鳴りそう…。
天井が頭に当たりはじめた。私は体育座りの足の間に、少しずつ頭を入れてゆく。猫のように丸くなる。頭がこれ以上入らない時。その時、圧力に負けて首の骨が折れるのだ。小顔でよかった、とかどうでもいいことを呟く。
ところで、病気や、老衰で死ぬ人はどうだろう。やはりこの部屋のような感覚ではないか?
症状にもよるが、次第に行動できることがなくなる。足が動かなくなり、手が動かなくなり、姿勢を変えられなくなって。病室の外に無限の世界があるとしても、自分で触れなければ、ないも同然。部屋が縮小するに等しい。そう。世界から切り離されたのだ。そして部屋に閉じ込められた。他人は外の世界で自由に生きている、しかし自分には許されない。縮小する世界で閉塞の恐怖を味わい尽くし、病気なり老衰なりで死ぬしかないのだ。親や恋人は悲しむものの、何もできないのだ。
見事に私の状況と同じではないか。同じだ、同じだ。私はなんだか、笑えてきた。
今伸びをしたら、いい感じに骨がポキポキ鳴りそう…。
天井が頭に当たりはじめた。私は体育座りの足の間に、少しずつ頭を入れてゆく。猫のように丸くなる。頭がこれ以上入らない時。その時、圧力に負けて首の骨が折れるのだ。小顔でよかった、とかどうでもいいことを呟く。
ところで、病気や、老衰で死ぬ人はどうだろう。やはりこの部屋のような感覚ではないか?
症状にもよるが、次第に行動できることがなくなる。足が動かなくなり、手が動かなくなり、姿勢を変えられなくなって。病室の外に無限の世界があるとしても、自分で触れなければ、ないも同然。部屋が縮小するに等しい。そう。世界から切り離されたのだ。そして部屋に閉じ込められた。他人は外の世界で自由に生きている、しかし自分には許されない。縮小する世界で閉塞の恐怖を味わい尽くし、病気なり老衰なりで死ぬしかないのだ。親や恋人は悲しむものの、何もできないのだ。
見事に私の状況と同じではないか。同じだ、同じだ。私はなんだか、笑えてきた。