その日、僕は神になった
えっ?僕は自分の耳を疑った。何かの聞き間違いだろうか?いや。彼女は確かにこう叫んだ、「フウマくん」と。彼の名前は『カエデマコト』ではないのか?僕は誰か他の人間の葬式を見ていたのか?いや、そんなはずがない。棺の中に横たわっているのは、間違いなくマコトだった。僕は映像のアングルを変え、会場内を見渡した。そして入口でそれをみつけた「故 斉藤楓真 葬儀会場」と書かれた張り紙を。