◇◆センセイは俺の!◆◇
「何かあったの?」
「へっ?」
てっきり怒るのかと思った。
みーちゃんはフッと柔らかい笑みで俺にそう問いかけた。
「何か今の角クン、元気ない顔だから。」
そう言ってみーちゃんは細い綺麗な人差し指で、俺の頬をツンツンと軽くつついた。
不思議な感じだ…。
いつもなら、ドキッとすんのに…
今、胸がキュッとなった。
みーちゃんに頼りたくなった。素直に。
「保健室のセンセ、話聞いてくんない?」
珍しく生徒らしい俺がいた。
「コーヒーでもいかが?」
そう言って包み込むような優しい表情で、ウインクする保健室の先生、みーちゃんがいた。
俺はさっきの教室でのことを話した。
たまに愚痴りが入ってたけど、
みーちゃんは俺の好きな…いや、きっと学校中の生徒みんなが好きな優しい笑顔で、頷きながら聞いてくれた。