a☆u★c〜全部請け負う部活動!!〜


「そうと決まれば向かうわよ!」

「待って、まだ先生が来てないわ。こういう時は同行してもらわなきゃ。それに慶一くんだってまだ来てないし……」


威勢よく明衣が言うと、本郷が困ったように部室のドアを見る。

それを言われてしまうと、明衣は黙るしか無くなり、一度ソファから立ち上がったものの、また沈み込むように座った。


その時、ちょうど部室のドアが開き、背中に慶一を背負った楡が現れた。


「…取り敢えず行く?」


「「「オフコース!」」」


相変わらずローテンションの楡に、確信を得て自信満々の三人は、仲良く親指を立ててハイテンションに答えた。


「ばー」


それに呼応するように、慶一も楡の背中で両手を広げた。





< 109 / 313 >

この作品をシェア

pagetop