いざ!!咲蘭学園へ
「和樹!!何、これは!!?」
「ええ考えやろ~
多分、お客さんいっぱい来るで」
「全然いい考えじゃないよ!!
俺、こんなの聞いてないし」
「うん。いってへんからな。」
「デート券ってなに?」
「そのまんまの意味やけど?」
「いやいやいや…
俺、しないからね」
「でも、もう宣伝してもたし」
「はい?」
「諦めてくれ!!」
諦めれるわけないでしょ!!
「晃~」
あたしは晃に救いの手を求めた、が、
「千尋とデート~」
と晃は妄想の世界に入っていた。
「だいたい、大食い大会って
お金たりるの?」
前、晃はそれが理由で
大食い大会を却下した。
「大丈夫!!
近所のお好み焼きのおっちゃんが
安くでお好み焼きを提供したろって
言ってくれてん♪
やっぱ、近所付き合いは大事やな」
と和樹は満面の笑みで答えた。