18歳の女王様~うちらの選んだ道~
『うん。なんかバイトが忙しいみたいでさあ~』

『バイト?』

『うん。なんかねぇキャバの体入とかでお金稼いでるみたいだけど。。』

私は机で寝ているハルカを見た。

カナリ爆睡だ。

その時だった。

『ふ~ん。私も今稼げる仕事してるんだよね。。』

由美がニヤっと笑う。

『稼げる?どんな仕事なの。。?』

『内緒だよ?あのね。。。風俗なんだ!!ヘルス嬢みたいなぁ~』

一瞬言葉がでてこなかった。。。

風俗。。?

ヘルス。。?

そんな私を見て由美が話し始めた。

『私さ~元々、高校生になったら風俗で働こうと思ってたんだよね!!』

『。。。。。』
私はただ聞いてるだけ。

『だってさ~別に本番なしだし~店だから安心だし~稼げるし!私には天職みたいなぁ!!』

まったく理解できない。

『。。。。それマジで言ってんの?』

『マジに決まってるじゃん!一日で10万稼げる時もあるんだよ?すごくない?』

10万。。。。。?

すごい!!!

私はビックリした。

由美がこんな仕事で大金を稼いでることに。。

『だから私にはハルカみたいにキャバの体入とかはめんどくて無理だわ!』

『。。。。。そう』

『てか、ハルカに風俗紹介してやろうかな??そんなお金稼ぎたいならさぁ~』

由美がまたニヤっと笑う。


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