18歳の女王様~うちらの選んだ道~
内心ドキッとした。

ハルカならやるかもしれない。。。そう思ったから。

『。。。。今日からキャバのビラ配りがあるからハルカやらないと思うよ。。?』

『そっかぁ!まぁ冗談!!私は私でがっつり稼ぐんで!』

少し安心した。

由美の腕。。。。

高級そうな時計だった。

高校生じゃ絶対買えない。。。

『あっ、実花これあげる!私もういらないの!』

そう言うと由美は何かを置いて教室をでて行った。

私の机に置かれた物。

。。。。。エルメスのブレスレット。

こんな高い物。。

もういらないなんて。。。。

すでに由美の金銭感覚はもう狂っていた。

自分の体を犠牲に、由美はもう抜け出せない世界に入り込まされていた。
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