18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そしてタイムカードを押しに店に帰る。

店に戻ると先に帰った店長に『実花!!』と呼ばれたのでハルカを置いて店長の所に行った。

すると。。

『今日ね実花が案内したお客さんが初回なのに10万円も使ってくれたんだよ!』と褒められた。

歩合もお客さんが使ってくれた金額の10分の1をくれるらしい。。

『実花はこの仕事向いてるかもな!明日もこの調子で頑張ってよ!!』と太鼓判を押された。

店長の話が終わると、お疲れ様のあいさつを済ませ外に出た。

外に出るとハルカがタバコを吸って座りこんでいた。

カナリ疲れてる様子。。

『ハルカ!お待たせ、帰ろうか。。』

ハルカに声をかけた。

『うん。。。あー疲れた。。。』

と、ダルそうに立ち上がった。

私達はそのまま帰るため駅に向かった。

するとハルカが『私、この仕事むいてないやぁー今日でもうこりごり!!』といきなり言い出した。。

いきなり何を言うのかとびっくりした。

『今日は初日だもん!!明日になったらどんどん慣れてくるよ。。』

と、励ました。

『嫌。。。。もう!めんどい!』

ハルカには向いてなかったのかもしれない。。。

結局初日でハルカはこの仕事を辞めた。

私は、とりあえず自分に向いてる気がしたので辞めずに一人頑張ることにした。


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