国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
ウルウは、レアの言いたいことが全て分かっているかのように静かに手燭を持ち上げた。
「レア。その答えは、自分自身で見つけなくてはなりません。
それが、神からあなたに与えられた試練なのでしょう」
ウルウが、右手に持った手燭を高く持ち上げると、さっきとは違い、部屋全体が薄明かりに照らされる。
「レア。御覧なさい。さっきまで、机の上にあった手燭に照らされて、
あなたの右半身は、明るく、左半身は、暗くなっていました。
でも今、手燭を高く持ち上げるとどうなりましたか?」
「私の体全体が明るく照らされています。
でも・・」
レアは、自分の体をまじまじと眺めた。
「とても明るかった右半身の明るさが、薄くなったように感じます」
ウルウは、レアが今までに見たことの無いほど、やさしく笑うと手燭を胸の位置に戻した。