国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
部屋の中には、大きな木戸のついた窓があり、そこは広く開放されて、中庭へと続いていた。
中庭には、沢山の緑と色とりどりの花、そして中央には池がある。
おそらくそこかしこに生き物がいるのだろう。
時々、ばさばさと何かのうごめく気配が感じられる。
見た目の景色のせいか、緑が風を運んでいるのか、部屋の中は、廊下よりもずっと涼しく感じた。
「こんにちは。ウルウ神官長」
中央の長いすに、美しい金の髪をした麗しい少女が腰掛けている。
「ディスコルディア様。具合はいかがですか?」
「えぇ、昨日は辛かったけど、今日はそうでもないわ」
ウルウの問いに、ディスコルディアは用意していたように、間髪いれず答えた。
「そちらのお二人が、助手の巫女の方ね。よろしく」
「「よろしくお願いいたします」」
レアとサラは、頭を低くして、挨拶をした。
ふと、レアは視線を感じて、顔をあげた。