国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
「なぜ一人で回っている?もう一人は、怠けているのか?」
「いいえ、違います!!」
レアは、自分より年若い巫女見習いにまで迷惑をかけまいと、
初めて顔を上げて、大きな声で否定した。
男は、レアがそんな態度をとると予想していなかったので、
少し面食らったような顔をしてレアを眺めた。
「あの・・彼女は体調が悪くて、私が一人で回ると言ったのです。
罰は、私にお与えください」
レアは、両手を胸の前で組んで、うつむいた。
・・ここを追い出されて、私はどうすればいいのだろう。
レアは、6年間の努力が水の泡となるのを感じて、うっすらと涙を浮かべた。