国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
ウルウのいなくなった部屋では、サラが居心地が悪そうにもじもじとしていた。
「どうかなさって?」
サラの落ち着きのない様子を見て、ディスコルディアは、にこりと完璧な笑みを見せる。
「い、いえ!もうしわけありません。こんな素晴らしいところに入るのは初めてで緊張してます」
サラの答えに、満足するかのように、ディスコルディアは、そうでしょうね、と答えた。
レアはというと、この部屋に入ったときから、強い違和感を感じていた。
ディスコルディアが起きていたことにも驚いたが、それ以上に何かひっかかるものがあった。
そうか、服装だわ!
レアは、ディスコルディアの服装が病人の着る物にしては、派手なのだと思い当たった。
彼女は、王族の正装に近い格好をしていて、頭には見事な髪飾りが揺れている。
化粧も完璧に施されているし、胸元にも沢山の宝飾品がぶら下がっていた。
体が辛いというのに、こんなにも見た目を整えるものかしら。
レアは、まじまじとディスコルディアを眺めた。