国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
レアはしばらく男の胸で泣き続けたが、男は何も言わずに、レアのしたいようにさせてくれた。
一陣の風が、二人の間を通り抜けてレアの頬を軽く叩くと、
レアは、その冷やりとした感触にはっとして自分の状況を認識した。
・・私ったら、なんてことを!
巫女見習いには多くの規律があるが、その中でも異性との接触は最大の禁忌だ。
すでに、追放されるに違いないだろうと心の中で思ってはいたものの、
長年規律を遵守してきた癖は、そうそうにぬけるものではない。
「も、申し訳ありません」
レアは小さな声でそう言うと、男から体を離した。
しかし、その瞬間、何を思ったか、
男はレアの腰を捕らえて、まるで何かの楽器を奏でるかのように、胸の中に引き寄せた。