国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
「きゃっ!」
レアの発した短い悲鳴は、男の唇の中にかき消され、花園には再び静寂が訪れる。
・・何?
一体何が起こったの?
レアは自分の置かれている状況がまったく理解できなかった。
ただ、自分の唇に、何か暖かい熱を感じて、大きく目を見開いた。
そこには、先ほど見た、真っ青な瞳がすぐ間近で自分を捕らえている。
その瞳は、冷たく自分を見下しているようにも、
どこか楽しそうに笑っているようにも思える。
レアは自分が禁忌を犯しているというのに、なぜか嫌悪感も罪悪感も湧かず、
ただその不思議な感覚を味わっていた。
・・この気持ちはなんなのかしら?
レアは抵抗することも忘れて、男にされるがまま、長い口付けを受けた。