国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
精神的な疲れが大きく、レアは、早々に勉強を切り上げて、いつもよりも早めに床についた。
心も体も、休息を必要としていたのだろう。
レアが目を閉じると、あっという間に、意識が暗闇に落ちていった。
ふと、レアは、何かが頬に当たる感触に気付いた。
それは、何とかして、レアの意識を覚醒させようと必死だ。
疲れて眠っていた彼女の気持ちを逆なでするように、ぴたぴたと頬がはじかれる。
・・んん、なんなの?
レアは、うっすらと瞳を開いた。
暗くて何も見えない。眠い目をこすって、もう一度集中する。
・・誰かいる!!
レアは、人の気配を感じて、一気に目が冴えた。
・・悲鳴、そうだわ、悲鳴をあげなくては!
しかし、寝起きのせいか、それとも、恐怖に支配されたせいか。
口だけは、かろうじて、ぱくぱく動くものの、声にならない。
レアが、毛布をぎゅっと握り締めた瞬間。
「レア、目が覚めたかい?」
闇の中から、招かざる訪問者が、自分の名を呼んだ。