国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
神官長の言葉を繰り返しながら、レアは自分の体に染み付いた習慣に自嘲した。
・・これから追放される身なのに、こんなことをして何になるというの?
昨日まで、心をこめて復唱していた内容が、今日は空々しく聞こえる。
・・あぁ、それとも、これは私が穢(けが)れてしまったからなのかしら。
神に祈りをささげているというのに、
レアは男のことを思い出した自分のことを許せなくなりそうで、涙が浮かんできた。