国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
人間の人生は、長さではない。
レアは、なんとなくそう思い始めていた。
彼女の美しい碧の瞳が、今までにないほど、力強く、輝く。
それは、まるで命の輝き。
炬火が燃え尽きる直前の、炎を見るように、どこまでも激しく、そして魅惑的な。
・・レア様。
マリカは、レアの吸い込まれそうな瞳に、じっと見とれてしまった。
・・レア様みたいになりたいな。
レアが、初めて朝の祈りで、ウルウの創世記を聞いたときと同じ感想を、
今、マリカがレアに抱いた。
例えそれが、明日までの命だとしても。
それは、充分に価値のあるものだった。
その時、想像もしない方角から、男の陽気な声が聞こえた。
「よお!
助けに来たぜ?」