国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい

部屋に戻ってからも、レアは寝台にすわったまま、自らを責め続けていた。



・・これで、私はまた罪を犯してしまったわ。

神官長様に嘘をつくなんて。



しかし、神官長の言葉は、また別の意味も含んでいた。

それはつまり、昨夜の男はレアのことを、神官長に報告していないということだった。



今は、思わず、嘘をついてしまったけれど、このままではいけないわ。

ちゃんと自分から、神官長様に告白しよう。



レアは、決心すると、部屋から出てウルウのいる神官の間に向かった。

その途中、数人の少女が、レアの前方から楽しそうにおしゃべりしながら歩いてきた。


レアは、急いで廊下の端によると、目線を合わせぬよう軽く頭を下げた。




< 40 / 522 >

この作品をシェア

pagetop