国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
マルスは、何度もレアと口付けを交わすと、やがて、彼女の体を抱きかかえて反転した。
そのまま自分の体の下にレアを敷く体勢になり、なおも飽きることなく口付けの雨を降らせ続けた。
角度を変えて、何度も何度も、ついばむ。
いとおしむ様に、存在を確かめるように。
「ん。マルス様・・・」
溜まらずレアが声を上げると、それを待っていたかのように、マルスは深い口付けを落とした。
レアの体を痛いくらいに抱きしめて、口中を貪る。
まるで、ほんのわずかの隙間ができるのも許せないとでもいうように。
「んんっ!」
息が苦しくなって、レアは、身をよじりながら、マルスの胸を叩いた。
だが、マルスはレアを離そうとするどころか、ますます強く抱きしめる。
胸を押すレアの両腕をとらえると、指を絡ませ、寝台に縫いとめた。
レアの意識が、朦朧となりかけたとき、ようやくマルスは頭を離した。
レアがほっと胸をなでおろすと、マルスの唇が今度はレアの首に触れてきた。
「マ、マルス様!」
慌てたレアは、うわずった声になる。
マルスの情熱に危うく流されそうになったが、ここへ来たのは彼の体を治療するためだ。
必死で抵抗してみせた。