国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
涙に潤んだ瞳で、レアは、じっとマルスを見つめていた。
たった一人で、孤独に耐えてきたこの王を、支えてあげたい。
いつかと同じように、騙されたことなど、すっかり忘れ、レアは、マルスに柔らかく微笑みかけた。
「さて、と」
マルスは、そんなレアを見つめて、口角を、めいいっぱい引き上げる。
「続けるか」
意味がわからず、レアは、きょとんとしたが、すぐに、マルスの意図を掴んだ。
「きゃっ!マルス様!何をなさるんですか!」
自分の服の下にもぐりこんでくるマルスの手に、抗議の声を上げたが、すでに遅く、マルスは彼女の素肌に触れてきた。
「何って。なんでもするといったろう?あれは、嘘だったのか?」
「そ、それとこれとは、話が別です」
マルスの掌が、レアの柔らかいふくらみに触れると、はっ、とレアのくぐもった声が上がった。
「他の男にも、そんな声を聞かせたのか?」
マルスの言葉に、レアは、首まで真っ赤にして、目を合わせないまま返事をした。
「私は・・・、マルス様のものでしょう?
誰にもやらないと、そうおっしゃったではありませんか」
恥じ入って、消えてしまいそうなレアの声を拾って、マルスの心臓が早鐘を打つ。
「レア・・・」
マルスの囁きが闇に溶けると同時に、二つの影が重なり合った--。