国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
神聖な部屋の中では、次々に新しい巫女が称号を授けられ、
少女たちの顔からは不安が消え、次第に喜びの表情へと変わっていく。
「では、最後です。
主席終了者、レア!
前へ」
自分の名前を呼ばれ、レアは体の震えを抑えることができなくなった。
罰を受けることを覚悟はしても、体は自分の心に正直だった。
レアは、感覚のない足を一歩一歩、引きずるようにして前に押し出す。
レアの気持ちなど知る由もない同期の巫女たちは、
自分たちがこれから数十年かけて目指すであろう上級巫女に、
一足飛びに任命されるレアに羨望のまなざしを向けていた。