国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
まっすぐな瞳でマルスを見すえるレアの瞳には、先ほどまでのかげりが嘘のように消えていた。
「どうだろう、レア。今日は、俺がお前をもてなしたい気持ちに免じて、
この食事を食べてくれないか?」
レアがウルウに視線をやると、ウルウは何も言わずにこくりと頷いた。
「わかりました。ありがたくちょうだいいたします」
レアはもう一度頭を床に伏せると、椅子に座った。
マルスは、レアが導き出した答えに満足すると、口の端を吊り上げてにやりと笑った。
・・素直な娘だな。
おいしいです、と言って食事をするレアの笑顔を見て、マルスの鼓動は高まった。
・・この気持ちはなんだ?
一瞬、答えを出しかけたが、
レアが奴隷出身の巫女であることを理由に、その答えを否定した。