国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
「あなたと--なんだ?」
その先の言葉をわかっていながら、マルスはあえてレアに言わせようと疑問形で言葉を返す。
レアは、返事ができずに、碧の瞳をうるませたままうつむいてしまった。
マルスは、レアの百面相のようにころころと変わる表情を、明らかに楽しんでいるようだった。
・・泣いたり、気絶したり、俺にさからったり。
かと思えばリンゴのように真っ赤になって。面白い娘だ。
レアに近づき、隣の椅子に腰掛けると、マルスはレアの顎をもちあげ、
自分の方を向かせた。