労働の価値 その1(TYPE 1)
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だから、
たしかに商品は、
「労働から作った」のだけれど…

…大工仕事も、
料理も、
なにも、
ぜんぶ同じく、
無色透明に…

…とにかくなにか、
労働して作ったことだけは、
「たしかである」、
と、
だけに、
なってしまう。

大工仕事は、
木を組み立てるのに、
役に立つ。

料理は、
たべものをこしらえるのに、
役に立つ。

それぞれ、
役の立て方は、
違うのだ。

だが、
そんなふうに違うということは、
ムシされる。

とにかく、
無色透明に、
「ひとが汗水たらして作った」という、
それだけだ、
と、
なってしまう。

≪「労働で作ったもの」を、マルクスは「労働生産物」と呼んでいる。≫



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