労働の価値 その1(TYPE 1)
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「使う価値」の大きさを考えるには、
その商品ごとに決まった、
「量」が大事になる。

たとえば、
「布が1m」とか、
「小麦粉が1kg」といったようなことだ。

「使う価値」は、
ほんとうに使われて「しまった」ときに、
ほんとうにその価値を示したことになる。

「使う価値」は、
豊かさを「作る」材料になる。

「豊かさ」が、
そのひとびとのあいだで、
どんなものであれ、
そうなのだ。

いま考えようとしている社会では、
どうか。

「使う価値」は、
交換する「価値」を「作る」材料になっている。

そうすることで、
豊かさの材料となっている。



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