◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
「孝兄は、俺らの兄貴みたいなもんだよな。」
「俺、こんな生意気な弟をもった覚えはないんだけど。」
「そんなことゆーなよ☆兄貴♪」
「さて、帰るかな。」
そういうことか。
ありえないんだけど、一瞬沖田と塚本の関係を勘ぐってしまった。
だって、ありえないだろ。
24・5の塚本が、16歳の沖田を相手にするなんて。
だって年の差9だぞ?
きっと、こんだけイケてんだ…美人の彼女でもいるな。
「孝幸、ご飯食べた?」
「ん?まだだけど?」
「作るから、食べてかない?」
「そうだな。久々に瞳の手料理食いたいしな…食べてくよ。」
「やった。入ろ♪早く②。。」
「そんな急ぐなって。。」
塚本を引っ張って、家に入ってしまった沖田。
先生のこと忘れてないか?