お兄ちゃんは悪魔サマ
初めてはやっぱり痛かった。でも決して痛みだけじゃない。
それにお兄ちゃんは、愛してるって言ってくれた。
心が凄く温かくなった……
「唯、大丈夫だったか?その、なんと言うか……」
「ちょっと痛かったけど、私は平気だよ。ありがとうお兄ちゃん」
「結局、一度も陵って呼んでくれなかったな」
あ……そういえば……
「だってそんな事、考えてる余裕なかったんだもん」
「気持ち良すぎて?」
「なっ、お兄ちゃんのエッチ!」
「あ、またお兄ちゃんって言った」
「もおっ!」
お兄ちゃんも私も笑ってた。流れる空気は優しくて、本当に恋人になった気分。
でも今日が終われば、それも終わりを告げる。
幸せなこの時が止まってしまえばいいのに……