お兄ちゃんは悪魔サマ
 


初めてはやっぱり痛かった。でも決して痛みだけじゃない。

それにお兄ちゃんは、愛してるって言ってくれた。
心が凄く温かくなった……









「唯、大丈夫だったか?その、なんと言うか……」

「ちょっと痛かったけど、私は平気だよ。ありがとうお兄ちゃん」

「結局、一度も陵って呼んでくれなかったな」



あ……そういえば……




「だってそんな事、考えてる余裕なかったんだもん」

「気持ち良すぎて?」

「なっ、お兄ちゃんのエッチ!」

「あ、またお兄ちゃんって言った」

「もおっ!」



お兄ちゃんも私も笑ってた。流れる空気は優しくて、本当に恋人になった気分。











でも今日が終われば、それも終わりを告げる。


幸せなこの時が止まってしまえばいいのに……



 
< 60 / 288 >

この作品をシェア

pagetop