俺様王子と秘密の時間


――――――――……


「そんなことがあったんだね」


一通り聞き終えたあたしは佐久間くんとはーちゃんの出逢いに驚いていた。



「内緒にしててごめんね?」

「ううん。話してくれて嬉しい」


まさか二人がそんな出逢い方をしていたなんて知らなかった。

けれど、はーちゃんはきっと照れくさかったんじゃないかなぁ?


はーちゃんの恋を応援したいよ。

1年の時に仲良くなって、初めて友達と呼べる人が出来たんだもん。

外見を変えられてもあたしは内面を変えることは難しかった。

今思えば、はーちゃんが居たから少しずつ変わっていくことが出来たんだ。

もちろん、羽鳥やコウちゃんのおかげでもある。

男の子と話すことも楽しいと思えた。


はーちゃんの想いが佐久間くんに届いてほしいな。

そんなことをぼんやりと思っていると






「……でもアイツ、彼女いたの」

 

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