【中】好きになりました、付き合ってください!!
体を離した亮佑くんは、あたしの隣に座った。
「本名、大沢莉子。莉子との出会いは、俺がモデルしてた頃」
「昔やってたって言う?」
「そ。そんときはまだ莉子も全然売れてなくて、仕事が被ることが多かったんだ。夢に向かってがんばってて、そんな姿に惹かれてた」
少し遠くを見ているような、亮佑くんの表情。
「いつの間にか付き合うようになってて、しばらくした頃…有名プロデューサーが莉子を気に入って、歌手デビュー。すぐに人気が出た」
あたしはただ黙って話を聞く。
「元々男好きだったけど、それからの莉子は変わった。浮気なんかしょっ中。都合悪くなったら別れて、また付き合って」
テレビのかわいいRIKOからは想像もつかない。
「嫌んなった俺は莉子から離れたくて、モデルも辞めた」
「本名、大沢莉子。莉子との出会いは、俺がモデルしてた頃」
「昔やってたって言う?」
「そ。そんときはまだ莉子も全然売れてなくて、仕事が被ることが多かったんだ。夢に向かってがんばってて、そんな姿に惹かれてた」
少し遠くを見ているような、亮佑くんの表情。
「いつの間にか付き合うようになってて、しばらくした頃…有名プロデューサーが莉子を気に入って、歌手デビュー。すぐに人気が出た」
あたしはただ黙って話を聞く。
「元々男好きだったけど、それからの莉子は変わった。浮気なんかしょっ中。都合悪くなったら別れて、また付き合って」
テレビのかわいいRIKOからは想像もつかない。
「嫌んなった俺は莉子から離れたくて、モデルも辞めた」