【中】好きになりました、付き合ってください!!
「はは♪まじ最初は意味わかんなかった」


知らなかったとは言え、恥ずかしすぎる。


「でも真っ直ぐで必死な姿を見て、この子だって感じた」


「へ?」


「なんつーか真里亜は、どん底の俺を救ってくれたわけ」


ニコッと笑う亮佑くんにときめく。




「真里亜ってアホだし天然だし、変な奴なんだけど……ストレートで純粋で、俺に恋ってこんな感じだったんだって思い出させてくれた」


「あ、あたし!?」


「今の俺は真里亜しか見えねぇの。だからさ、不安や不満があったらすぐ言ってこい……泣かれるのは困るから」


亮佑くん…。


「不満なんか全然ないよ!!亮佑くんはいつでもカッコイイもんっ」


チュッ


「バーカ」


不意打ちのキスに、当然真っ赤になるあたし。

それを確認した亮佑くんは、ニッて笑って一言。


「続きする?」
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