思い出に変わる時・・・・
ただ、いつもは抱っこしてくれるのに突き放された…


それしか思いつかなかった。


「分からないならいいけど…」


「はっきり言ってよ!!!」


私は不安のあまり半切れ状態になってきた。


「いいから…他の奴にひっついたり絶対するなよ#」


藤田は訳の分からない事を言って私の手を引いて教室に向かった。


『まるで、お馬鹿扱い?』


でも、怒ってないならいいか…


結局全く納得していないまま教室に戻された…


次の休み時間…


『仲直り~』


彼の教室に行って後ろのドアから少し覗いてみた。


「・・・・。」


あの人…


また村上が藤田の机の上に手を置いて、体全部後ろ向きで喋ってる…


私は何となく、教室を通り過ぎて職員室に行くフリをした。


「菜緒!!!」


私は多分振り向いたその時、スゴく嫌な顔だったと思う…


「お前、俺の教室の前通るのに何で無視すんの?!」


『お忙しそうだったから…』


私は心の中でそうつぶやいた。



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