感方恋薬-知られざる月の館-
「じゃぁ、今回も実験に協力して頂けますね?」
幸は、肯定の返事意外予想していないと言わんばかりの表情であたしを嬉しそうに見つめている。しかし、あたしは、きっぱりと「ことわる」と、返事をした。
が…
「ありがとうございます。それでは又、放課後お待ちしてますので」
そう言うと幸は右手をにぎにぎとして見せると、軽快な足取りで自分の席に戻り、やっぱり鞄をごそごそと引っ掻き回すと何やら訳の分からない機械を取り出して、それをいじくり始めた。例によって幸の半径1メートル以内に近付こうとする命知らずは、誰一人居なかった。
★
劇的な脱出劇を企てようとしたのだが、こういう企ては、どうも幸の方が、一枚上手らしい。あたしは、幸・紀美代ペアの前に脆くも屈して放課後、再び彼らの虜となってしまった。則子、ちゃんと助けてよぉ。
幸は、肯定の返事意外予想していないと言わんばかりの表情であたしを嬉しそうに見つめている。しかし、あたしは、きっぱりと「ことわる」と、返事をした。
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「ありがとうございます。それでは又、放課後お待ちしてますので」
そう言うと幸は右手をにぎにぎとして見せると、軽快な足取りで自分の席に戻り、やっぱり鞄をごそごそと引っ掻き回すと何やら訳の分からない機械を取り出して、それをいじくり始めた。例によって幸の半径1メートル以内に近付こうとする命知らずは、誰一人居なかった。
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劇的な脱出劇を企てようとしたのだが、こういう企ては、どうも幸の方が、一枚上手らしい。あたしは、幸・紀美代ペアの前に脆くも屈して放課後、再び彼らの虜となってしまった。則子、ちゃんと助けてよぉ。