感方恋薬-知られざる月の館-
人間の倫理観や、命に纏わる今迄の考え方が、ころっと変わる事になる。これは『地球外知的生命体』に遭遇したのと同じ扱いをしなければならない極めて微妙な問題だろう。
でも、そんな問題は、ほっといても良い様に感じられない訳でも無い。
だって、幸と紀美代は「いえ~~~~い」とか言いながら、ハイタッチで今回の実験成功を単純に喜んでいる。
「貴子さん!」
幸のど、アップが突然あたしの視界を塞ぐ。
それに驚いてあたしは、幸の鼻のあたりに視線を集中させながら「な、何かな、幸雄君…」と、少し口ごもりながら答えた。
「素晴らし実験結果です!」
「あ…そ、そお」
と、大したことねーやという態度で幸に接してみたが爺や若様と私の関係を隠しとおすのは、無理な状態に陥った。
でも、そんな問題は、ほっといても良い様に感じられない訳でも無い。
だって、幸と紀美代は「いえ~~~~い」とか言いながら、ハイタッチで今回の実験成功を単純に喜んでいる。
「貴子さん!」
幸のど、アップが突然あたしの視界を塞ぐ。
それに驚いてあたしは、幸の鼻のあたりに視線を集中させながら「な、何かな、幸雄君…」と、少し口ごもりながら答えた。
「素晴らし実験結果です!」
「あ…そ、そお」
と、大したことねーやという態度で幸に接してみたが爺や若様と私の関係を隠しとおすのは、無理な状態に陥った。