夕暮れ
「わたし…初めてだったんだよ」

知ってる。

「なのに外でさぁ…しかもその後も何回も」

「ごめん…」

「でもさぁ…わたし…初めてが猛でよかった」

え!


驚く俺の顔を

にっこりと笑顔で
見つめる陽菜




その顔を見て

可愛いと思った


この公園ということも手伝って
雰囲気が…すごくいい




俺は陽菜にキスをした



陽菜は
分かっていたかのように
俺のキスに
激しく
こたえた。






もう


止まらないよ



お互い


気の迷いであっても


今の

この興奮は


押さえきれない






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