もしも僕に。
スエット…ださ。
でも南桜もだし、いっか。
「ねぇどこ行くの?」
「行きたいとことかある?」
そう聞いてくるけど南桜の足は止まらず見えない目的地へ向かっている。
「べっつに〜…」
「じゃあいいよね♪」
あ、笑った。
…かわいいなぁああ。
交通手段は徒歩。
十分ほど歩くと小さな家のような場所についた。
ドアの前には“Welcome”と可愛らしくかかれてある。
ていうことはお店?
「ここ?」
「そうだよ」
南桜はニコニコしながらお店に入っていく。私もついていった。
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