【完】ひとつ屋根の下で。
「いーちご、今何考えてる?」



「んー?いや、2年前、ヒカルと打ち上げ花火見たなって」



ヒカルは少し動きを止めて、そして優しく微笑んだ。



「あの時、結構性急に、苺にキスした気がする」



「そうだったねー。ホント、エロヒカル」



その前に一回未遂があって、そんで、その後、かき氷食べながら、だったっけ。



「アタシは、あー、花火の咲いた後散る瞬間、キレーって純粋に楽しんでたのに」



「アンタ、花火は咲く瞬間が綺麗なんじゃないの?やっぱり、変な奴」



「うっせー」



変とか、ヒカルにだけは言われたくねーっつうの。
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