永遠の片想い
冷凍庫を開け、中に入る。あまりの寒さに思わず体が震える。
入り口近くの温度計は-5℃を差していた。
なぜか、目で見ると余計に寒さを感じる。
さっさとココから出る為に、大翔くんから受け取ったメモに目を向ける。
「エビ…エビ…。」
独り言を呟きながら、エビを探す。
「このダンボール邪魔。」
ますます増える独り言。
邪魔なダンボールを退かすと、探していたエビが入っているコンテナを発見!!
コンテナから、5パックエビを取り出す。
「次は、鶏肉1㎏かぁ。」
よく、鶏肉は取りに来ているので、どこにあるか、分かっていたので、直ぐに見つけることが、出来た。
それから、次々にメモに書いてあるものを取り出し、冷凍庫を後にした。