嘘で隠された現実(リアル)
「俺のこと恨んでるみたいだけどさぁ、全て俺が悪いわけ?自分が馬鹿だったから‥とか考えないんだ?本当に幸せなヤツだね、お前」


その馬鹿にしたような口調に、俺は堪らず水月の腕を強く掴んだ。


「何?本当のことだろ?あのときだって、俺の嘘に反論さえしなかったお前は、馬鹿以外の何者でもないだろ?反論さえせずに、勝手に荒れていったのはお前だ」


「…」


何も言い返せない俺を鼻で笑うと、水月は俺の腕を振り払った。

そして、俺の耳元に顔を寄せた。
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